スズキ エブリィ ヘッドライト異常 点かなくなる

さて、平成15年式のエブリィワゴン　ＤＡ62Ｖ。

夜間走行中に焦げ臭い匂いがしてきて、いきなりヘッドライトが点かなくなってしまった・・・という故障の症状。

点検の結果、バルブ（ノーマルのハロゲン）には異常がなくライトスイッチ（ディマースイッチ）に異常がある事が判明。取外してみると画像のようにロービーム配線個所のコネクターが焼け焦げ状態。車両の運行状況によっては非常に危険な状態であったことには間違いがない。

インターネットで調べてみると、なんと同じ症状の故障が散見されたので、スズキのディーラーにサービスキャンペーンやリコールの届け出がないのか　と問い合わせをしたところ、「特にありません」と冷たくいなされ・・・。

 

しかたなく、部品代20,800円のご負担を頂く旨のご説明をお客様に致し部品の発注を。

到着部品と取外し部品を並べて見ると、一目瞭然・・。ロービーム配線コネクター部分だけしっかりと改善されているではないですか・・！明らかに基板の設計不良があり、長期仕様による埃や塵が溜まり基板短絡などの症状が多発したに違いないと確信しました。

今回の修理でまたスズキというメーカーに対する不信感が募ってしまいました・・。

＊ちなみに車両側の「オスコネクター」も焼け焦げていたのですが、この部品の単品供給はなく「車両ハーネスアッセンブリー」という怖い回答が返ってきたので困ってしまいましたが、トヨタ車用のＡＶコネクターの形状がぴったり一致したので配線組換えが可能でした。